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海外の公演チケット入手法、いろいろあると思いますが、2ヶ月ほど前に私が買ったときの方法を書いてみたいと思います。
※この方法がベストとは限らないので、参考までにとどめてください。 3年前に行ったときは、すべてTicketMaster(イギリスのチケットぴあみたいなサイト)で予約しました。支払いはクレジットカードのオンライン決済です。早い時期に予約したせいか、なかなか良い席を確保。確認メールを印刷して、観劇当日に劇場の切符売り場(Box Office)へ持って行き、チケットと引き換えてもらいました。 この方法はラクで確実だったので、今回もまずは同じようにTicketMasterで調べてみることに。しかし間際の予約だったからでしょうか、端の方の席ばかり出てくるのです。う~ん、はるばるロンドンまで行ってこの座席とは、納得いかん。ここから、チケット入手の四苦八苦が始まりました。 まず、レミゼの英語公式サイトへ飛び、チケットのページを確認。そこにはTicketMasterに加え、別のチケット会社2社へのリンクがあります。Delfont Mackintosh Thearers と See です。 いずれも予約の流れは、TicketMasterとほぼ同じです。ただし出てくる座席の傾向は、はっきり分かれました。それぞれのサイトで同じ観劇日、時間を入力して、どのへんの席が出てくるか試してみたところ、こんな傾向がありました。 (良い席がとれる)Delfont Mackintosh Thearers > (まあまあの席)See Ticket > (端の席が多い)TicketMaster ほかの観劇日で調べても、だいたい同じような結果です。 ※違う場合もあるかもしれないので、ご注意。 こうなれば当然、良い席が出てきたDelfont Mackintosh Thearersで予約すべき。「じゃあ、このサイトから予約しよう!」と決めかけたのですが、そこでさらに問題が出てきてしまいました。 (続きは明日) #
by redandblackextra
| 2006-12-13 02:32
| 舞台にまつわる話
寒いですなあ。
今日は来年レミゼの出演日発表があって、つかの間気持ちが盛り上がっていたけど、実際に舞台を観られるのは半年以上先のこと。それまでは普通の日々を頑張らねばね。冬の空を見上げれば、ため息が白く立ち上ります。 急に、あの曲が頭の中に流れてきました。前々回(かな? 過去のblog確認したらちゃんと書き直します)のタナボタで林アキラさんが歌った、小田和正の「言葉にできない」。いい声だったなあ。歌い手がなぜだか、そっと涙ぐんでたなあ。 ミュージカルの曲で高揚感を味わうのもいいけど、最近、ちょっと違うものが心に響く。大人の歌が聴きたい。苦しいことを胸にしまって生きている人の、優しい声が。そんな音楽を思い浮かべながら、おでんとお酒でしばしほっこりあったまれば、冷たい風の中も、何とか歩いていける気がする。 身も心も冷えちまったら、スタバのコーヒーより、なじみの店のおでんだな、イメージとしては。 #
by redandblackextra
| 2006-12-12 02:27
| そのほか
トーチソングトリロジー、東京公演終わっちゃったね。千秋楽観に行ったわけじゃないんだけど、なんだか名残惜しくてさみしい気持ち。
ひとつ下の記事で書いた感想では、アーノルド(篠井英介さん)のことが中心になってるけど、実は一番好きなシーンは、橋本さとしさん演じるエドが最後に見せる表情なのです。 4年(かな?)結婚生活を続けたエドだけど、自分が一番望んでいたのは元恋人のアーノルドと過ごす時間だった。そう気づいた彼は、もう一度アーノルドに告白します。しかも、男性が好きであることを公にカミングアウトする勇気を持って。 その思いをアーノルドが受け止めてくれたときの、エドのうれしそうな顔ったら、なかったなー! 教師なんてお堅い仕事についてるくせに、子どもみたいに飛び跳ねながら、アーノルドに手話で「愛してる」って投げかけてる。この手話は、かつて二人が付き合っていたころ、アーノルドが教えてくれたもの。エドはそれを忘れることはなかったんだね。 このお芝居、結局2回観たんだけど、橋本さとしさんのエドに対する印象はずいぶん変わったな。エドが付き合う対象は、最初アーノルド→次にローレル(女の恋人、のちに妻)→再びアーノルドと移り変わるんだけど、最初の観劇ではそれが何となく身勝手な印象だった。でも2回目は違った。エドは確かにアーノルドほど一途ではないのかもしれない。だけど、その都度自分の正直な気持ちをぶつけて、心の傷を背負いながら生きてるんだよね。 昔振ったアーノルドのもとへ、再び自分から出向いた1幕のシーン。元恋人のつれない仕草の前にぎこちなく世間話をしていたエドは、突然ひざまずき「アーノルド、僕は君を以前より愛していると思う…!」と堰をきったように感情を吐き出す。そこには駆け引きや見栄なんかなかった。傷つくことを承知のうえで、後先にとらわれず、持ちうる限りの愛情を相手に示すエドが、なんだかうらやましかった。 アーノルドへの愛をあふれさせている橋本エドを見て、来年彼が演じるバルジャンが俄然楽しみになってきちゃった。きっとコゼットを慈しむ気持ちでいっぱいの、愛情深いパパが観られると思うな。 #
by redandblackextra
| 2006-12-08 02:28
| 舞台にまつわる話
概要は こちら から あらすじ・キャストなどは こちら から
公演案内を見たときから「きっとこの舞台、好きになる」と思っていたけど、ああ、やっぱり良かったわ。人を好きになるうれしさ、失う痛み、傷を癒す優しさ。真剣に誰かを想うがゆえにふりかかる悲しみと喜びを、トーチソング(「感傷的な失恋の歌」という意味だそう)の調べとともに、心の深いところから思い起こさせてくれる。 I love you, but not enough. 愛してる、でも、十分じゃ…ない。 劇中で何度も出てくるせりふだ。主人公のアーノルド(篠井英介さん)は、「誰かに心から愛されたい」といつも一生懸命。なのに、交際して数ヵ月の恋人エド(橋本さとしさん)に捨てられてしまう。その後、自分を求めてくれる少年アランに出会い、幸福な日々を得たけれど、それも永遠ではなかった。ゲイという生き方を認めない母親とも分かり合えない。 だけど彼は一人ぼっちではなかった。物語の終盤、失意の底から抜け出せないアーノルドにそっと寄り添ったのは、彼が養子として迎えた少年デイヴィッドと、かつての恋人エド。二人とも、生きていくうえでアーノルドの存在が必要だと言って、離れようとしない。彼らの強い絆は、まるで家族そのものにみえた。 3人の新しい関係の芽生えを感じさせながら、静かに舞台の幕は下りる。常にだれかからの愛に飢えていたアーノルドは、大切な人を失う悲しみをくぐるうちに、いつしかだれかに愛を与える存在に成長していたのかもしれない。 忘れたとはいっても、別れの傷がうずくことはある。始まりの予感があっても、もう戻らない人への恋しさは消えない。正直に生きる自由だって、孤独と表裏一体だ。真剣に愛したからこそ残るつらい記憶を抱きしめながら、それでもやっぱり、人とのつながりを求めてやまないアーノルド。ひとり黙ってトーチソングに身をゆだねている姿に、なぜだかじんわり涙がわいた。 東京公演は12/7(木)まで。そのあと全国公演。レミゼと同じくらい、たくさんの人に勧めたい舞台だ。特に、人との関係で傷を抱えている大人に。他人に対して必要以上に警戒心を働かせてしまうわたしだけど、観終わったあと、「もう一度、だれかと深く関わってみようか」という気持ちにさせられた。5年か10年してまた再演に出会ったら、どんな感想を持つだろうか。だれかと“十分な”関係を築いているだろうか。 #
by redandblackextra
| 2006-12-04 03:08
| 舞台にまつわる話
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ただいま
「原則毎日更新します」と書きっぱなしのまま、何も言わずに長い間お休みしてしまってごめんなさい。せっかくいただいたコメントもそのままで、たいへん失礼しました。生きてます。
ちょっとした出来事を機に、ここのところ気力が萎えていました。自分のblogをただ眺めるのすら辛くて。コメントのお返事を書こう、書こうと思いつつ、画面に向かうとど~しても指が動かず、胸が苦しくなる。なんなんですかね、これ? そんなに繊細な神経してるわけじゃないんですが。 でも今日、某カード会社から来年のレミゼチケット発売のお知らせが来たのを見て、燃える太陽の矢がまた胸に飛び込んできてしまいました。その勢いで、今こうして書いています。 blog書かなかった間の活動報告は、以下の通りでございます。 ・マリー・アントワネット (帝劇) … がんばったんだろうけど、説教くさかった。 ・ゴルフ・ザ・ミュージカル (パルコ劇場) … ♪ あ・し・た ゴルフ行こう~! 役者さんうまい、作品たのしい! 堀り出しものの一本。 ・レ・ミゼラブル (ロンドン) … 日本のバルジャベにはない渋さに惚れた。「♪ 違う、それは違う 何もわかってないな」でバルジャン、ジャベールの身を上手の壁にぐいと押し付ける気迫。あの時点でジャベールはもうやられている。マリウスとコゼット、「♪ 夢ではないわ(よ)~」の後、抱き合って即ブチューっとやってたのは、ちょっとねー。それにしてもロンドンの客席はぺちゃくちゃ私語が気になる。 ・プロデューサーズ(ロンドン) … おっさんマックス&レオ、輝いてる! 客の年齢層も結構高かったけど、げらげら大いに楽しんでて、陽気な雰囲気が劇場を満たしてた。やっぱこの作品は外国で観て良かったなー。 ・ウーマン・イン・ブラック(ロンドン) 大好きなストプレ。ウエストエンドではもう20年近くロングラン中。老キップス役の役者さん、素晴らしくて言葉にならない。視線の投げかけ方ひとつをとっても、「上質の演劇とは、こういうのをいうのか」と感じ入ってしまう。日本版では斉藤晴彦さんが演じてた役。こちらも負けてないけどね。 ・Burn This (青山劇場) … 岡さんストプレもやるじゃん。不思議な後味を残す舞台で、もう一度観たいと思ったけど、ほかの役者さん(某ルドルフ除く)のせりふ棒読み攻撃に閉口し、断念。原作本読みたいんだけど見つからないんだよね。 ではまた、そのうちに書きます。毎日更新はまだ少々しんどいので、ぼちぼちと。よろしければお付き合いください。 #
by redandblackextra
| 2006-11-30 02:26
| そのほか
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