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市村エンジニアと岡ジョンの思い出
サイゴン?
思い出した。2004年の初日は市村エンジニアで、わたしにとって初めて観る『ミス・サイゴン』でした。「クークープリンセス」でトゥイをキムに引き合わせたエンジニア。「♪いちゃいちゃしてろ二人で」と茶化したところを、短気なトゥイに「♪ 出て行け!」と怒られます。ちゃっかりもののエンジニアは、すかさず「♪ハイ、おとなしく」と頭をペコリ下げて姿を消すのですが、この変わり身の早さに思わず笑ってしまいました。市村さんのアドリブなのかと思うほどウケたわ。客席も、どっとわいたね。

だけどその後、ほかのエンジニア役者さんで観たときは、「♪ハイ、おとなしく」がそれほど面白くはなかったのです。同じせりふ言って同じ動作をしてるのに、人によって盛り上がる場面になったり、単に流れていく場面になったりする。小さなせりふだけど、初日の客席の反応は、市村さんが「エンジニア」という役の細かいところまで自分のものとしていることを示すものでした(ま、市村さんはキャリア長いからね)。

もうひとつ忘れられない場面。
岡ジョンと井上クリスのときです。冒頭「ドリームランド」で、クリスは同僚のG.Iとけんかをし、「もう何もかもいやだ」と不信感いっぱいの顔で座り込んでしまいます。その様子を見た岡ジョン。バーのカウンターで缶ビールを買い求めると、何も言わずクリスに差し出します。井上クリスは受け取った缶を乱暴に開け、だまって一気に酒をあおり、やっと少し落ち着きをみせるのでした。

無理に励ましたり慰めたりするんじゃなく、ただ缶ビール1本でクリスへの気遣いを表す岡ジョン、いいヤツだったな。ここは役者さんによってだいぶ演技が違ってたので(「気にすんなよ!」とばかりに話しかけていたジョンもいたような)、この「缶ビールが伝える友情」は岡さん自身が考えた芝居なんじゃないかなと思います。
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by redandblackextra | 2006-09-29 02:17 | そのほか
遊ぶのは大事
昨日、仕事をそそくさと片付けて「オペラ座」を観に劇場へ走っていったときは、正直ちょっと後ろめたい想いもありました。でも、少々の無理を押しても、やっぱり行ってよかったな。一夜明けても余韻を引きずっていたおかげで、普段ならムカムカするような面倒な交渉ごとも、今日は機嫌よくこなすことができました。遊べるときにきっちり遊んだことで、精神的に余裕が生まれたからだね。こういうのも必要だな。
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by redandblackextra | 2006-09-28 02:38 | そのほか
『オペラ座の怪人』 クリスティーヌの心があふれる
先週観てから中4日で、また行っちゃった。クリスティーヌとメグが新しいキャストになっていたんですもの。ファントムとラウルは前回と同じです。

沼尾クリスティーヌ、舞台の主軸として、とても存在感がありました。「Think of me」も声色豊かに歌い上げていて、「カルロッタに取って代わる実力の持ち主」という設定を余裕でクリアしているので、安心して物語に入り込んでいくことができます。高い音を出しているのに、キンキンした硬さがなく、まろやかな声が心地いい。

魅力は歌だけじゃなく、彼女がみせるファントムへの想いにもありました。これくらい感情があふれているクリスが、わたしは好き。オペラ座の屋上でラウルに「♪ あたしは見たのよ…(中略)…ひきつっている恐ろしいあの顔」と恐怖を訴えたかと思ったら、突然うってかわって温かく「♪…あの声」と懐かしい人を慕う表情になります。恍惚として「♪ あの声はすべてを包み わたしの胸の中に」と歌うときの、「♪ …あの声は」という静かな始まりが素晴らしかった。大切な何かを慈しむ気持ちが表れていて、ファントムの声がどんなにクリスティーヌを虜にするのかみっちり伝わってきました。レミゼの山口バルジャンが「彼を帰して」で、「♪ 神よ…」と歌いだすときの優しいささやき声と、印象が似ていたような。

ラウルへの愛情は持ちつつも、音楽の天使に惹かれてしまう彼女。「墓場にて」のデュエットは完璧なまでに二人の世界が出来上がっていたので、思わず舞台に向かって「ラウル邪魔。来るな」と念を送りたくなりました。

そして特筆すべきは「Point of no return」。「♪ 恋の血が通い 恋の炎燃え わたしを焼きつくす」でファントムを惑わす色気といったらもう。「恋の『炎』燃え」と「炎」に力を入れていたのにも、複雑に燃え上がるクリスティーヌの愛を感じたな。初めて涙浮かんでしまったよ。

最後にファントムに指輪を返すときには、これまでの観劇では持ち得なかった感情がわいてきました。ファントムとクリスティーヌの間に通いあった気持ち…。それを逐一説明するのは野暮な気がするのでしないけど、今日観たこのシーンをきっかけに、わたしにとって『オペラ座の怪人』は娯楽の粋を超え、自分を成長させてくれた作品のひとつになりました。

初めて観た荒井メグ、「Angel of Music」は少女らしいかわいい声で上手かったな。ダンスも軽やか。「マスカレード」のミニスカート衣装がよくお似合いでした。

佐野ファントムは前回ほんの少し調子悪かった「♪ 心のおもむくままーー」もバッチリ。ほかのファントムもそうだけど、マントさばきや立ち姿勢がきりっとしていて本当にきれいです。「もしも」の話だけど、こういう仕草の美しさに人一倍のこだわりがある岡さんがファントムやったら、それはもう見事だろうな。

余談ですが、劇場で売っていたCD(今井ファントム・井料クリスティーヌ)のキャストに、「ヘアドレッサー・佐野正幸」という表記がありました。佐野ファントム、昔はこんな役名だったのね。でも、「ヘアドレッサー」てどの役? どの場面で何歌ってるの? 気になるなあ。
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by redandblackextra | 2006-09-27 01:31 | 舞台にまつわる話
出会う前から惚れている
帝国劇場の次に、たくさん通っているんじゃないかと思う渋谷・パルコ劇場。そこで11月から始まるお芝居が「トーチソング・トリロジー」です(←ポスター、ちょっとこわい)。あらましを聞いたとき、「きっとこの作品、好きになる」という予感がしましたが、ぴあのサイトに載っていた篠井英介さんインタビューを読んで、さらにその思いを強くしました。

インタビュー記事は こちら

この言葉、わたしの中にじんとしみこんでくる。
「…みんな正直に自分の本心と向き合って生きている。正直な人たちが、自分の生き方を模索する姿。それが『トーチソング・トリロジー』をやる意味じゃないかな。」

観る前なのに、惚れたよ。
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by redandblackextra | 2006-09-26 00:02 | そのほか
美しいポスターよ、再び
2つ下の記事を書くために島田歌穂さんの公式HP(←音が鳴ります)を見ていたとき、貴重な資料をみつけました。

昔のレミゼのポスターです。 HPのトップ(上のリンク先)>「musicals」>一番最初にある「レ・ミゼラブル」の文字をクリックしてみると… 別ウインドウが開いてポスターが7つ出てきます。

87年の初演からしばらく、資生堂がスポンサーだった時代は、宣伝にも美意識が生きていたんですね。「資生堂」の文字が消えてから、現在のようなカオス状態のビジュアルへと変質していったことが分かります。

来年のスポンサーは、今年に引き続いて読売新聞。美術面での貢献を求めるのは無理でしょうが、同社がこの夏に協賛した「ゲド戦記」のように、地下鉄構内とかで目立つ宣伝を打ってくれないかなー。駅の宣伝ボードでコゼットに出会えたら、とってもうれしいのに。
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by redandblackextra | 2006-09-25 00:56 | そのほか
博多には「うなぎすくい」があるの?
NHKでイッセー尾形さんのアドリブ劇「たった二人の人生ドラマ」が再放送されてたので、さっきまで観てました。

撮影の合間に、イッセーさんがひとりで博多の町をぶらつく風景も映し出されました。道端で何か気になるものを見つけたらしく、やおらしゃがみこんだイッセーさん。そこにいたおばちゃんに「10年前にも、これやったんだ」と話しかけながら、道路に置かれた水槽の中に小さな釣り糸を垂らしはじめました。なにをしてるんだろう、金魚すくいみたいなものかな? 違いました。イッセーさんが釣ろうとしていたのは、うなぎだったのです。

水槽の中を、うようよと体くねらせる10匹ほどのうなぎたち。「まっすぐ泳ぐのがねらい目」と、おばちゃんが言ってます。イッセーさん、「そんなうなぎなんていないよ」なんて苦笑しながらも楽しそうでした。

去り際には「10年後にまたくるよ」と言ってましたが、はたしてうなぎは釣れたのでしょうか? 仮に釣れたとしたら、金魚みたいに持って帰ることになるの? 来年レミゼで博多行くとき、この「うなぎ釣り」に出会えたら、こっそり覗いてみるかな。
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by redandblackextra | 2006-09-24 02:58 | そのほか
こんなお正月プラン、いいなあ
帝国ホテルへ行ったら、お正月プランの案内が出ていました。その中に、すてきな催しを発見。

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【1/2】島田歌穂が贈る「ミュージカルの名曲を楽しむ夕べ」
<要予約>

日本を代表するミュージカル界の歌姫・島田歌穂が、皆様に愛され続けるミュージカルの名曲を楽しいトークとともにお届けいたします。
(ゲストヴォーカル:高野二郎)
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(帝国ホテルのHPより一部抜粋)

ゲストの高野さんて、2003レミゼの司教様だよね。

いいなあ、どんな曲を歌ってくれるんだろう。プランのパンフレットを見てみましたが、当日のお料理メニューは載っていたものの、曲名は書いてありませんでした。ま、そうだよね。お正月に東京にいるなら、きっと行っただろうな。
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by redandblackextra | 2006-09-23 01:13 | そのほか
『オペラ座の怪人』 男の対決でした
ここのところ心身に余裕がなかったので、好きな舞台を観てうっとりした気分を味わいたくて仕方がありませんでした。で、時間に恵まれた今日、久しぶりに海劇場へ。

午後に当日券を買ったのですが、その時点で案内されたのはS席で1階は10~14列、2階だと1列もありました。A席だと1階8列目壁際。なかなか悩み甲斐のある席が残っていました。あ、一部視界の遮られるR席はがらがら。1年半ほど前は、R席だろうがなんだろうが血眼になってチケットを探し求めていたというのに…。ちょっとさみしいわね。

「♪ わーたしーの宝物に 手を出すやつー!」おお、今日のファントムには「ちょいワル」な血の気の多さを感じるわ。これまで何回か観た高井ファントムは謎めいた大人の包容力が持ち味でしたが、それとはテイストが違います。確かキャスト表には「佐野正幸」とあったような…。なんと、以前ラウルで観た佐野さんが、ファントムになったのですね。ラウルのときは、元気いっぱいの好青年でした。

ファントムとして観ると、豊かでしっとりした声がかもし出す色気に加え、屈折した心情の表現にうならされました。「クリスティーヌを奪うぞ」という黒い執念で舞台が満たされている。ただベストな状態ではなかったのか、「♪ 心のおもむくままーー」の最後で声がざらついてしまったのが惜しかった(あともう1つくらいヒヤっとしたところあったな)。

それを受けるクリスティーヌ(西珠美さん)はといいますと…、「殺人するファントム怖い! キライ! ラウルがいい!」という気持ちがとりわけ強かったような。ファントムとデュエットする「The Phantom of the Opera」は安心して聴ける高音ではあったのですが、「歌がうまい」というより「きれいな声が出ている」という印象でした。ラウルと想いを確かめ合う「All I ask of you」のような台詞調の歌のほうが情感出ていたように思います。ラウルびいきに見えちゃったのはそのせいもあるかも。今日のクリスティーヌは、二人の間で揺れる微妙な心が感じられなかったので、全体的に印象が薄くなってしまいました。2幕の「墓場にて」は、なかなか聴かせてたけど。

そういうわけで、観劇の注目点はファントムとラウルという、「男の対決」に絞られていきました。佐野ファントムの力強さに負けないくらいの熱血ラウルだったから、余計に見ごたえありましたね。演じてたのは北澤裕輔さん。口元にちょびヒゲを生やしていた「ひげラウル」でした。最初はヒゲに抵抗あったのですが、ラウルを「頼りがいある兄ちゃん」だと思えば、まあこれもありかなと。クリスティーヌの手をがしがしと握って言い聞かせている様子は、ノーブルな貴族の仕草には遠いけど、「隣の兄ちゃん」だと思えば気にならないわ。墓場のシーンでは、火の玉(?)を投げるファントムに、本気で飛びかかっていこうとしていたように見えました。「プリマドンナ」でもひときわ声張り上げてたし、「彼女を守ってやらにゃ」という使命感メラメラでございました。

佐野さんと北澤さん、いい勝負をしていたと思いますが、舞台に濃厚な空気を残したのは、やはりファントムでした。最後、ラウルがクリスティーヌを奪い返して残されたファントムの、呆然とした姿。愛情と憎しみがねじれもつれた心をどうしたらいいのか分からないというように、さすらっています。そこへ、クリスティーヌが指輪を返しにくる…。このシーンは、ファントムの重い気持ちをひきずりながら観ていただけに、密度濃く感じました。「Point of no return」の官能的なやりとりよりも、こっちのほうが胸にずしんときたね。ファントムはクリスティーヌをめぐる争いには敗れたけれど、こうして彼女の心、そして観客の心にもおそらく永遠に住み着くことになるんだな…。

マダム・ジリーの戸田愛子さん、せりふも歌も見た目もはまってる! ベテランのカルロッタ、アンドレ、フィルマンらとともに、がっちり舞台を引き締めていました。でも、わたし見ちゃった。「マスカレード」でメグ・ジリーと楽しそうにはしゃいで踊ってるマダムの顔。厳格なバレエ教師が笑い顔を見せるのって、ここくらいじゃない? 今度からチェックポイントのひとつになりそう。
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by redandblackextra | 2006-09-22 02:09 | 舞台にまつわる話
好きな本でも出遅れ気味

e0019727_151698.jpg高村薫の小説が好きなことはblogでも何回か書いた気がしますが、新刊が出たら即飛びつくほど熱狂的なわけではありません。新作が発表されても、発売日をだいぶ過ぎたころになって「あ、そろそろ読もうかな…」と本屋さんをうろつき、マイペースで楽しみます。

なので、新シリーズ「太陽を曳く馬」が今月から『新潮』で連載開始と知ったときも、のんびりかまえておりました。初回掲載号の発売日は9/7だったのに、わたしが本屋さんで探したのは、ついおとといのこと。「この手の文芸誌ならすぐ売り切れにはならないだろうし、いつでも棚に置いてあるんじゃないかな」と思ってたからです。

しかし、行ってみたらない! うそーん。図書館で読まなきゃだめなのか? 不便だー。

そんな出遅れ読者を少し救ってくれたのは、新潮社のサイトでした。ここで、新作の冒頭部分が読めます。横書きで高村薫を読むなんて、なんかへんな気分! でも読んでるとき心に感じる波風は、WEBでも同じでした。

高村作品に数多く登場する刑事・合田雄一郎がここでも活躍しますが、わたし自身はそんなにこの主人公に思い入れがあるわけではありません。己の内面や仕事について悩む様子は、ときどきわが身に照らし合わせてみたりもするけど。

わたしが一番好きな登場人物は、初期に書かれた『リヴィエラを撃て』のキム・バーキン。作品としても、これがお気に入りかな。

(『新潮』の表紙デザインがすてきだったので、新潮社HPからお写真拝借しました)
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by redandblackextra | 2006-09-21 00:58 | 本の話
突発観劇…ならず
楽しくないことが続いて心がしおれたり、あるいは単に仕事が早く終わることになったりすると、突発的に舞台を観に行きたくなることがあります。

つい先日もそうでした。「今夜はなんとしても舞台観に行きたい!絶対行く! よし、四季の『オペラ座』にしよう」と夕方になって思い立ち、念のため公演スケジュールを確認したら… あらら、夜公演がないじゃありませんか。

そもそもこの演目、平日のソワレは週2回くらいしかないんですね。東宝のミュージカルだと、ほとんどの日で昼夜公演があるので(公演する側は大変でしょうが…)、四季もてっきりそうなんだと思い込んでいました。がっかりだ。心のうるおいを求める社会人のために、もうちょっと夜公演を充実させておくれよ。

『オペラ座』はチケット争奪戦だった開幕当初とは違い、最近は当日券にも余裕が出ているらしいので、突然行っても大丈夫だろうと期待していたのですが… うまくはいきませんでした。

じゃあほかの演目に行こうかな、と思って少し探したのですが、あまり心そそられるのがなく、結局突発観劇はやめに。いくら「舞台観たい!」と思っても、安くない金額払うんだから、なんでもいいってわけにはいかないところが難しいのです。
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by redandblackextra | 2006-09-20 00:36 | そのほか
   

観劇と読書が好き。いや、ほかにもあるかな。当面の間は、ぼちぼちマイペースで更新します。
by redandblackextra
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