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『ジキル&ハイド』(4) ルーシー、惚れたよ
噂に違わず、マルシアさんのルーシーには恐れ入りました。ジキルよ、なぜルーシーに惚れない? わたしは惚れたよ!

「どん底」の娼婦たちが見せるショーで歌われるのは、「連れてきて」という曲かな?(違ってたらすみません) 中央の階段を下りながら、自分を狙う男たちを視線であしらってみせるルーシーに、こちらがどきどき。『エリザベート』のマダム・ヴォルフのシーンを思い出しました。あれは高級娼館、こちらは場末の酒場。どういうわけか、女たちの迫力は「どん底」の方が強いように自分には感じられます。

そんな力強さの反面、ジキルと出会ってからのルーシーは、純情な心を見せるようになります。この演技、マルシアさんの場合は全然わざとらしくありません。自室のベッドで、ジキルからの手紙に舞い上がり、胸に抱きしめる仕草なんて、可愛らしくて仕方ありません。この後、ハイドが引き起こした結果に呆然となるジキルの狼狽ぶりが、余計に印象深くなります。
 
マルシアさんの歌は、レベルの高い人たちがそろった中でも際立っていて、舞台の空気をぎゅっと引き締める力がありました。単に歌唱力があるだけじゃなく、情感がこもっているからだろうなあ。

エマとルーシーは、それぞれジキルとハイドの映し鏡ということなのかな。自分はどっちに近いだろう? すでにマルシアさんのルーシーに惚れちゃったから、ルーシー? それとも、実は自分はエマに近く、だからこそ逆タイプのルーシーに惚れるのかな? 謎です。
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by redandblackextra | 2005-12-15 01:34 | 舞台にまつわる話
『ジキル&ハイド』(3) 蘭々エマちゃん
エマという役の位置づけがよく分からないまま観に行ったのですが、なんだなんだ、とっても重要な人物ではないですか。鈴木蘭々エマは、婚約者のジキルをけなげに支えようとする、芯の強い女性でした。この存在感があってこそ、夢見がちなジキルの危うさが引き立っていたと思います。

歌は、やっぱり緊張してたのかな…。ソロナンバーでは、おそるおそる声を出しているせいか、セリフだけのシーンよりも、やや余裕がなくなってしまう感じでした。歌で語るって、難しいことなんだなあ…。でも、鹿賀さん、マルシアさん、禅さんなど素晴らしい共演者に囲まれているのだから、これからきっと伸びていくんじゃないかなと勝手に期待してます。

あ、でも、本人が雑誌インタビューで「楽しみです」と語っていたように、マルシアさんと一緒に歌うナンバーは、ほかの曲より堂々としていてよかったな。『ミス・サイゴン』でキムとエレンが歌う「今も信じてるわ」のように、立場の違う2人の女性がひとりの男を想って交互に歌うシーンです。よし、明日こそ、マルシアさんのことを書くぞ。

追記
結婚式のシーンでの最後のセリフは、自分にはちょっとあっさりめに聞こえました。もうちょっと意味深に、もったいぶって言ってくれてもいいのでは…。わざとらしくなっちゃうかなあ…。
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by redandblackextra | 2005-12-14 01:19 | そのほか
『ジキル&ハイド』(2) アンサンブル
メモ書き風てごめんなさい。

◎アンサンブル
観劇から一晩明けて、いま『ジキル&ハイド』を思い出すときに頭をめぐるのは、2幕最初で「♪事件、事件 のろわれた」と街の人たちが声をそろえるシーンの歌。その中でも、新聞売りの男の子の声がよく通るなあと思ってオペラグラスをのぞいてみたら、あれは阿部よしつぐさんではないの。(違ってたらごめんなさい) 確かレミゼでバベだったので、名前を覚えてしまったの。でも、アンサンブルさんはみんなそろって歌上手だった。危なっかしい要素は、わたしには一切感じられませんでした。

マルシアさん、蘭々ちゃんのことはまた明日~
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by redandblackextra | 2005-12-13 00:46 | 舞台にまつわる話
『ジキル&ハイド』(1) ミュージカルだけど、芝居と呼びたくなる
鹿賀丈史という人は、いったいどこまで観客を驚かせてくれるのだろうか。
春に観た『レ・ミゼラブル』では、重厚な演技で「ジャベールって、こんなふうに怖いんだ…」と改めて思い知らされたけど、今日はまた、ヘンリー・ジキルの熱さとエドワード・ハイドの恐ろしさを、予想以上の強さでこちらに焼き付けてくれた。

「世界の名作だから一回くらい観といた方がいいかなー」くらいのお気軽な気持ちで出掛けたのだが、終わってみれば鹿賀さんの芝居魂にあっけにとられてしまった自分がいた。

「芝居魂」なんて、素人観客が気軽に使う言葉ではないのだろうけれど、あの舞台を観ていると自分にはこういう表現しか思いつかない。特に結婚式の直前、ジキルとハイドが激しく入れ替わりを繰り返すシーンを観ていて、そう思った。ジキルは、制御不能となったもう一つの人格・ハイドを抑えこもうとしてあがいているけれど、その姿は、『ジキルとハイド』という作品と格闘を続ける鹿賀さん自身とも重なって見える。

こんなふうに思うのは、鹿賀さんが芝居にぶつける情熱に拠るところが大きいのだろう。ミュージカルでありながら歌が全てではなく、作品に対して役者がふりしぼる力が、訴えかけてくる舞台だった。

楽しみにしていた代表的ナンバー「This is the moment」も、「歌い上げる」という感じではない。芝居の中でさりげなく始まって、さほど余韻を残さずにメロディーが閉じられる。同じようなソロナンバーであるレミゼの「スターズ」とは、曲の存在感がまったく違って感じられた。

あんなに自信に満ちた科学者だったジキルが、自作の実験薬によって、内面に潜む悪を御しきれなくなり、以前の自分に戻りたいと嘆く場面。文字通り息をのむ迫力で、「こんな演技を毎日続けていて、鹿賀さん大丈夫なんだろうか」と余計な心配をしてしまうほどだった。

だからその直後、実験器具が火を噴いて暗転したときは、「ここで作品が終わりか。ジキルは安らかに死んだのか」と思い込んで一生懸命拍手してしまった。はずかしー。ほかにも拍手はたくさんあったので、浮かなくてよかったけど…。

ほかのキャストのことは、また明日。
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by redandblackextra | 2005-12-12 00:03 | 舞台にまつわる話
観たかったな、『ドライビング・ミス・デイジー』
今日のNHKの『にんげんドキュメント』は、仲代達矢さんが舞台『ドライビング・ミス・デイジー』の稽古に取り組む様子を追っていました。

奥さんをなくして9年たち、72歳の今、せりふが以前より入ってこなくなってきたことを自覚した仲代さんは、ほぼ二人芝居であるこの舞台の膨大なせりふを筆で紙に書き、家中に貼り巡らせて、記憶に刻みつけようとしていました。

名優と言われる人でも、記憶力が弱くなってきたら、思うようにせりふが出てこないこともある。それを観るのは、テレビ越しはいえ、こちらも少し辛いものがありました。

でも仲代さんがしゃべると、せりふにたちまち陰影が生まれて感情が宿るから、素晴らしかった。観たいなあ、この公演。

と思って調べてみたら、東京公演は10月に終了していました。残念。現在は地方をまわっています。生舞台での仲代さんは観たことがないので、行ってみたかったな。

公演の詳細は、こちらから。
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by redandblackextra | 2005-12-10 00:21 | そのほか
ミツコ展、明日まで開催中です
ヨーロッパの貴族に嫁いだミツコという女性のことは、ゲランの香水で知ったのが最初でした。今年は「日・EU市民交流年」なのだそうです。井上芳雄さんと一路真輝さんが明後日12/9にウィーンでウーヴェ・クルーガーさんと共演するこのイベントにもミツコの名が冠されていますが、もしかしたらこれも交流事業の一環なのかもしれません。

そんなこととはまったく関係なく、今日新宿駅西口地下を歩いていたら、『EUの母クーデンホーフ・光子展』というのに遭遇しました。日本でクーデンホーフ伯爵と結婚した当時の姿や、オーストリアに渡ってからの様子、そして7人の子どもたちの表情などが撮影された写真パネルは、なかなか興味深く、2回も見て周ってしまいました。日本にいるときに生まれた子どもは、和服を着て写っています。渡墺のときは、日本から乳母が二人もついていったそうですが、乳母さんたちもさぞ大変だったでしょう。そのほか、彼女の孫が書いた肖像画もいくつかありました。「光子展」は入場無料で、明日12/8までです。

また12/22~23には、吉行和子さんの一人芝居『MITSUKO-世紀末の伯爵夫人』が牛込箪笥区民ホールで上演されるとのこと。うわ、行きたい! と思ったのですが、ポスターにはむなしく「完売御礼」の札が貼ってありました。3000円というお値段もかなり魅力的だったのですが…残念。
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by redandblackextra | 2005-12-07 23:29 | そのほか
本との出会い診断
昨夜更新しないまま、今朝になり、昼もすぎました。

久々に本の話を。日曜日にNHKスペシャル「脳梗塞からの再生 免疫学者・多田富雄の闘い」をご覧になった方はいるでしょうか。この多田さんという人は、国際的な免疫学者でありながら、エッセイを上梓するほか、能の台本を書いて制作もするという教養人です。番組の内容はリンク先を見ていただくとして、はっとさせられたのはこんな言葉でした。

「文学者は科学書を、科学者は文学書を読まなければならない」
(厳密には言葉が違っているかもしれませんが、こういう趣旨のこと)

「まったくその通り」と直感的に膝を打ったわたしは、典型的な文系人間。高校生のとき以来、理数系の勉強をしなくなってしまいました。でも、専門だけを極めることは、逆に専門分野を遠ざけることにもなります。それに気付いたのは、ずいぶん大人になってからのことでした。

先の言葉に触発されて、さっそく科学書を何か読んでみようと思い、ここを頼りました。

岩波書店 本との出会い診断

画面の質問に従って関心のあるコースを選ぶと、お勧め本が出てくる仕組みです。わたしは「不得意を克服して無敵な自分を探求するぞ」>「理系に強くなりたい」…と進み、『物理が苦手になる前に』という本にたどりつきました。よし、今日買ってこよう。

ちなみに、最初の質問で「今の気分に合った本を探している」>「良い人になりたい」を選んで進んでいくと、『あの本』が出てきます。
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by redandblackextra | 2005-12-07 15:20 | 本の話
好き好き『LOVE LETTERS』
あの『LOVE LETTERS』の1月公演が決まったようです。概要はこちら。

この間観たのは夏でした。
篠原ともえメリッサは、アート好きな彼女の個性と相まって、芸術家の傷つきやすい心模様を丁寧に演じてくれました。声を出していないときの表情から目が離せなかった…。

そして今度はなんということでしょうか。土井裕子さんの登場です。存分に泣かせてくれることは間違いないので、品のある美しい声の語りに身を委ねてこよう。今度も一人で行って、だれにも遠慮せず涙流すのだ。
お相手のアンディ役は歌手の貴水博之さん。もしかして、幻のクリスね。朗読はどんなかな? 

最近、男性キャストは役者以外のジャンルからの登用が目立っています。今回出演するもう一つのカップルは、リリー・フランキーさんのアンディだし。彼も見たかったな。作家による朗読劇というのは、どんな表現になるのか興味があるから。
こちらのメリッサ役は、つぐみさんといいます。ミニシアター系の映画にたくさん出演している人ですね。え、 『ハッシュ!』にも出ていたの? これ観たんだけどな。

あー、どっちのキャストも捨てがたい。無理して二つ観ちゃおうか?
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by redandblackextra | 2005-12-06 00:34 | そのほか
マリー・アントワネットにつきまして(2)
◎当て書きっぽく見えるのは…

東宝が、リーヴァイさんとクンツェさんにわざわざ発注したミュージカルだからか。ということは、この作品には東宝のマーケティング戦略の粋というか、東宝が考えるところの「お客にウケるツボ」が盛り込まれているということなのでしょう。うーん、それにしては、安全パイをとったんだなあ。「えー、どんなふうになるんだろう、わくわく」と未知の新作を待ちわびる楽しみは、『SHIROH』以来、味わっていないかも…。

◎♪か・く・め・い、ば・ん・ざ・い!

って何にでてくる歌詞だっけ…。あ、『モーツァルト!』でした。
2006年の東宝は、民衆の反逆だらけなのね。

1月 レミ大阪…列に入れよ我らの味方に。
    ベガーズ…貴族は出てこないかもしれないけど、庶民パワーが強そう。
2月 屋根…こちらの民衆は戦いこそしないけど、沈黙の抵抗だね。
3月 レミ名古屋…砦の向こうに世界がある!
4月 レミ東京…チケット取れなかったら帝劇前にバリケードつくっちゃうぞ! あ、日生か。
5月 エリザ…これも、チケットで俺たちを見捨てると復讐するぞー!
6月 ミーマイ…貴族と庶民のお話
11-12月 M.A…王妃様と、彼女を憎んで革命起こす庶民の女のお話

唯一、7-8月のヴァンパイアは、そういう要素はなさそうかな?
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by redandblackextra | 2005-12-05 00:06 | そのほか
マリー・アントワネットにつきまして
来年の今ごろ、もしかしたらこのblogに観劇記を書いているのかもしれない『マリー・アントワネット』につきまして…

◎女版・アンジョルラス?

公式サイトの「STORY」を見ると、この話は王妃マリーと、革命のリーダーとなる貧しい女マルグリットという二人の女性が対比されているんですね。設定は結構そそられるものがあるのですが、いらぬ心配をしてしまうのは、物語の最後。あらすじを読む限りでは、マルグリットが群集に説教する場面で、物語の「締め」になるようです。うわ、これを演じる笹本玲奈ちゃん・新妻聖子さんは、責任重大だわね。自分の声ひとつで、民衆の鬱憤を鎮めなきゃいけないんだもの。強く心動かされるメロディーがものを言うシーンになりそう。

でも、レミゼのイベントで「アンジョルラスやりたいよー」と言っていた玲奈ちゃんには、ぴったりの役なのかも。新妻さんも、『ミス・サイゴン』のキムで見せた、エレンを圧倒する迫力がまた生かされるのかも。がんばってね。

◎なんで英語なの

niftyシアターフォーラムの記事によれば、記者発表時に披露された曲のタイトルはすべて英語なのね。ドイツ語圏の人物をドイツ語で描いてウイーンから作品を発表していたクンツェ&リーヴァイさんにとっては、思い切った試みのように見えます。世界に売り込むには、やっぱり英語版のほうがいいのかな。

あと2つくらい書きたかったけど、眠くて仕方ないのでまた明日。
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by redandblackextra | 2005-12-04 00:30 | そのほか
   

観劇と読書が好き。いや、ほかにもあるかな。当面の間は、ぼちぼちマイペースで更新します。
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