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『エリザベート』で好きな歌は…
『エリザベート』は去年が初見。しかも数回しか観たことがないというのに、曲や歌詞を知らず知らずのうちに覚えてしまうのは、どうしてなんでしょうか。メロディーがきれいだから、すーっと頭に入ってくるのかしら。

そんな初心者が、この作品で好きな曲は…

◎「私が踊る時」
歌詞も曲も素敵だ! 一番好きかも。でも「♪並みの女じゃない(演目違い)」と、これを歌ってもサマにはならないだろうな。高飛車な内容を堂々と歌っても、相手をうっとりさせることができるなんて…・。いくら頑張っても、そんな魅力の持ち主になる自信はありませんわ。だからこれは声に出さないで、心の中でひっそり歌っているのです。

◎「不幸の始まり」
原題「Alle Fragen sind gestellt」を意訳したこのタイトル、気に入っています。手持ちのウィーンオリジナルキャスト版のCDについている日本語解説だと、直訳(?)で「あらゆる問いがたてられた」という題なんですもの…。意味分からぬ。
結婚式を「不幸」と表現するのは、自分だったら勇気がいります。でもこの曲には、もっともふさわしい言葉かもしれません。個人的には1幕の象徴ともいえる曲。「私だけに」もいいんだけど、暗くねじれたこの場面の方により惹かれます。
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by redandblackextra | 2005-08-31 23:54 | そのほか
『プロデューサーズ』 こんなマックス×レオが観たい
井ノ原くんと長野くんの息の合ったコンビを思い出していたら、いろんなマックス&レオが観てみたくなりましたよ。

☆マックス×レオ 勝手にキャスティング大会☆
(敬称略)

◎岡幸二郎 × 石井一孝
『ミス・サイゴン』のジョン×クリスで、気心知れた友達ぶりがとても印象に残っている。調子に乗ったいけいけプロデューサーが岡さん、まじめ会計士が石井さんでどうでしょ?

◎吉野圭吾 × 井上芳雄
『モーツァルト!』のシカネーダー×ヴォルフガングでは、仕事仲間というだけでなく、才能を尊敬しあう友人としての関係も感じた。「プロデューサーでもあ〜る」吉野さんがもちろんマックス。井上さんは、うじうじ悩みつつ、いったん決めたら一直線の不器用な会計士をうまく見せてくれそう。

◎市村正親 × 鹿賀丈史
『デモクラシー』ではスパイと首相の微妙な信頼関係にぞくぞくしたけれど、お互いを引き立たせる掛け合いをもっと見てみたい。来日版『プロデューサーズ』の新聞広告に寄せたコメントで、市村氏は「この作品、自分がやりたかった」と書いていた。『ミス・サイゴン』のエンジニアを投影するなら市村マックスだけど、鹿賀さんの突っ走りぶりも見たいな…。よし、大御所二人には日替わりで交互にマックス×レオを演じてもらおう!
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by redandblackextra | 2005-08-30 23:58 | そのほか
『エリザベート』のキャッチコピーを見比べてみる
『エリザベート』、当日券キャンセル分の抽選があるとは今日初めて知りました。
詳しくは こちら
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この春、宝塚月組『エリザベート』東京公演に合わせて、パレスホテルで「エリザベート パネル展」なるものがあり、過去のポスターと写真を興味深く眺めてきました。
写真と同じくらいそそられたのは、それぞれ趣向をこらしたキャッチコピーがついていたこと。各組の個性が表れているのかしら。

◎宝塚版・東宝版のキャッチコピー
(宝塚の2002年、2005年以外は公式サイトでいま確認できないので、もしも細部が間違っていたらごめんなさい)

雪組(1996年)「連れていこう、終わりのない国 望むなら」 
星組(1996年)「今は拒むがいい いずれ気づく、その想いの果てに」
宙組(1998年) コピーなし?
花組(2002年)「愛に迷える人間たちへ」
月組(2005年 ) コピーなし
東宝(初演から変わらず? 未確認) 「ずっとあなたを愛していた…」 

宝塚のコピーには、死の誘惑、つまりトート閣下の魅力をいかに表現するか、苦心の跡がうかがえます。独断と偏見で好きなものを挙げると、花組の「愛に迷える人間たちへ」かな。黄泉の世界ではなく俗世の人間を表すコピーを付けることで、かえってトート閣下の神秘性を浮かび上がらせているところに技を感じます。
逆に東宝のコピーは、何の話だか雰囲気が伝わってこなくて残念。せっかく宝塚と違うバージョンなのだから、シシィの視点から新しいフレーズを考えてみても良かったんじゃないかな?
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by redandblackextra | 2005-08-29 23:59 | そのほか
『プロデューサーズ』 一度で作品のファンになりました
劇場入り口で上を見上げると、黒×金色の電飾で『THE PRODUCERS』の文字がピカピカ光っていた。いいなあ、ブロードウェイの派手な雰囲気が出てて(行ったことないんだけど)。これこそ、正しい電飾の使い方だよな…。

予備知識ほとんどなしで観に行っても、とても楽しめたし、お話自体が気に入った。しっかりつくられた作品なんだろうなと、素人目にも思う。ミュージカル・マニアはあちこちにちりばめられた名作へのオマージュを楽しめばいいし、単純に面白がりたい人にはジョークがあり余っているし、明るい気分になりたい人はレオとマックスのどたばた奮闘記に元気付けられるだろう。この先も長く上演される作品だろう。ぜひ海外でも観てみたい。

主役コンビの井ノ原くんと長野くん、いい味出していた。そりゃ、歌や芝居の技術だけをいえばいろいろ意見は出てくるけれど、それは承知で観に行ったのだから何も言いますまい。

そんなことよりも、特にレオ役の長野くん、演技も見た目も「弱気な会計士」というキャラクターそのものだ。お気に入りの毛布を肌身離さず持っているところなんか、可愛らしすぎる。そんな彼に惚れるウーラ(彩輝直さん)も、「スウェーデン出身で、英語がたどたどしい」という難しい設定を、お馬鹿っぽく、でも愛らしく魅せてくれた。すごく練習が必要な台詞のような気もするけど、そんな片鱗はちっとも見せない。

演出家ゲイカップルのロジャー(藤木孝さん)、カルメン(岡幸二郎さん)は、歌と芝居の水準が高いのは当然として、ショービジネスに参画しているゲイとしての気持ちを、仰々しくなく自然に出しているのが良かった。このあたりは岡さんがパンフレットで詳しく述べているけれど、この舞台ではゲイを「女言葉」「女装」といったありきたりのイメージだけで登場させるのではなく、ミュージカル界を支えるいろんな存在のひとつとして、その考え方や仕事ぶりを楽しーく描き出している。

レオが知らなくて恥をかいた業界用語の「足を折れ!」は、偶然にも以前聞いたことがあった。英語で言う「Break a leg」はもはや一般にも浸透した言葉かもしれないけど、語源は「舞台に立つ役者に“Good luck!”と声をかけると悪しき霊が不幸をもたらすので、その霊どもをだますために『足を折れ』と言うと、役者の演技がうまくいくと言う」ことからきている(研究社のサイトより)。もともとドイツの古い格言に由来するという説もあるようなので、劇中劇「春の日のヒットラー」に引っ掛けた台詞だったのかもしれない。

訳詞のおかげもあってたくさん笑ったこの公演、夏の終わりの打ち上げ花火のように明るく華やかで、いい思い出になった。これで9月からは心置きなく、じめじめっと暗い死神の世界へ旅立てるわ。
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by redandblackextra | 2005-08-29 00:33 | 舞台にまつわる話
ゲキ×シネ『SHIROH』(1) 時間を忘れる疾走感
(作品紹介、あらすじは こちら

(感想)
3時間半の上映が、あっという間だった。
かなり前の方の席だったので、首がいたくなって集中できなかったらどうしようと心配したけど、椅子の背もたれが高くてクッション性もあるので、全然気にならなかった。
もちろん、疾走する物語に気持ちが乗せられてしまったから、というのが一番大きいのだけど。

ゲキ×シネ開幕に寄せて演出のいのうえひでのり氏が「発展途上中の未完成な作品だ」と語っているように、この帝劇初のオリジナルミュージカルは、荒削りな部分もままある。1幕は「いいんだけど、ちょっと長いかなあ」と劇場でも映画館でも思ったし、泉見洋平さん演じるゼンザが「こいつの歌があれば、俺たちは大丈夫なのさ!」と自慢げにシロー(中川晃教さん)を紹介するときは、「台詞がわざとらしいというか、無理があるような…」と歯がゆくなった。苦しむキリシタンの民衆から救い主とあがめられて戸惑う益田四郎時貞(上川隆也さん)を見てると、つい『ジーザス=クライスト・スーパースター』を連想してしまったり…。

それでも、2幕で四郎とシローが出会ってからの展開には、理屈なく心が持っていかれた。生きて自由を目指すのか、殉教して「はらいそ」へ行くのか、反乱軍を導く2人の気持ちも激しく揺れ動き、入れ替わっている。このめまぐるしさに舞台ではただ圧倒されるばかりだったけど、ゲキ×シネでは少し、彼らの迷いを想いはかりながら観ることができた気がした。表情をかなりアップで映していたり、映像を重ねていたり、アングルを変えたりと、作品のメッセージを効果的に引き出す編集の工夫がされているのだろう。

「シローには歌で人の心を動かす力がある」という設定は、いくつかの台詞のなかで語られているけど、正直、言葉で聞いてもピンとこない。シリアスな物語の中で浮いて聞こえてしまい、説得力がないのだ。だけどその後、シローの歌声に皆が踊りだし、歌い出し、気力がみなぎってくる様子には、すんなり納得できる。つまり、シローの歌の力に偽りがないことは芝居だけで十分伝わってくるということだ。だから、説明的な台詞はもう少し減らしてほしいな、と思う。

映像版でまず再確認したのは、高橋由美子さん演じる寿庵のはまりっぷり。低めのしっかりした声を活かした歌がいいし、黒髪がとても似合う。四郎が兵を挙げると決意したとき、即ひざをついて頭を下げ、従軍の誓いをりりしく述べていた所作がかっこよかった。見惚れた。

上川隆也さんの殺陣にも改めて目を見張った。勢いある刀と体の動きは、まさしく役者の職人芸。劇場では遠慮がちに聞こえた歌が、ゲキ×シネでは余裕すら感じられたのは、映像で気持ちがより強く伝わってきたからかな…。

ゲキ×シネならではの発見といえば、江守徹さんの松平伊豆守だ。アップでじっくり観ると、重量級の腹黒さがこちらにのしかかってくるかのようだった。歌がどうこうはともかく、あの凄みを出せる人は、いまミュージカル界ではちょっと思いつかない。笑わせる場面より、煙草をゆっくり吸いながら策をめぐらせている冷たい姿がよかった。幕府を裏切ったお蜜を自ら手にかけ、「俺に女を斬らせた…」と言ったときの空気が、いまも印象に残っている。

大音響なので、アンサンブルの幾重にも重なったコーラスが迫力あった。これは一人ひとりの能力もさることながら、群集の躍動感を表現している音楽の力が大きく影響している気がする。「ロック・ミュージカル」と呼ばれるものは『RENT』と『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』を今までに観たけれど、人を奮い立たせる力でいえば、この『SHIROH』の曲が一番かなと個人的には思う。

9月にもう1回みるぞー。そして舞台版再演も、かなり強く希望してます。
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by redandblackextra | 2005-08-28 00:00 | 舞台にまつわる話
NHKで山本耕史さんがナレーション中
いまNHKの「にんげんドキュメント」で、山本耕史さんがナレーターをしています。
高校生たちが一晩かけて50キロメートル歩く行事のドキュメンタリー。
観てます。

***
さきほど、観終わりました。
甘くないけど、優しい声。
最後まで歩きとおそうと頑張る高校生たちの気持ちに、寄り添っているからかな。彼自身、共感するところがいろいろあるのかもしれない。

もうだいぶ前になるけど、日経新聞のインタビューで山本耕史さんは「いつか自分の劇場を持って、作品を買い付けて上演するところまでやってみたい」と夢を語っていました。漠然とした絵空事ではなく、実現させたいビジョンをはっきりもっているところが頼もしい。そのときはやっぱり、『RENT』をやるのかな?
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by redandblackextra | 2005-08-26 23:19 | そのほか
宝塚のすてきなポスター
台風の夜ですが、全然違う話を。

先日、日比谷で時間が余ったので、シャンテのキャトルレーヴに寄ってみました。
宝塚に関しては門外漢なので、ここに足を踏み入れるのはどきどきするんですけど、演劇雑誌や宝塚の公演パンフレットがそろっているので、気になって見に行ってしまいます。

ふと、足が止まったのは、このポスターが貼られているのをみたとき。
宙組の『炎にくちづけを/ネオ・ヴォヤージュ』です。

しばし立ち止まって、じっと見詰めました。
どんな話かは、まったく知りません。なのに、観てみたくなってしまいました。こんなに手のかかった、すてきな宣伝デザインなのだから、公演もきっと期待を裏切らないんじゃないか…とわくわくしてきたからです。

ポスターのバックに描かれているのは、暗い炎を思わせる荘厳なモチーフ。公演名のロゴはマンガのタイトルのようなキッチュなデザイン。これらは一見、相容れないように思われます。でも、和央ようかさんの美しく整った顔が中心にあると、「アンバランス」に見えた二つの要素が「危うい魅力」に感じられてくるから、不思議です。この微妙な感覚がいいのかも。

特にお気に入りは「炎にくちづけを」の、少女マンガ風のロゴ。手描き風で、流れるような書体がとてもきれい。公演タイトル自体もかなり気に入っています。言葉そのものにみとれてしまうほど。
「ネオ・ヴォヤージュ」のSF風のロゴは、マンガっぽさを出しながらも丁寧に手の込んだつくりになっているから、デザインの品が失われていません。

あと一つ、星組の『ベルサイユのばら』ポスターも興味を引きました。本物のマンガがキャスト写真より大きく載っている、大胆な構図です。アイデアは確かに目新しい。でも写真とマンガのバランスがいまひとつかしら…。

惹かれてしまうのは、やっぱり「炎にくちづけを」かな。果たして、チケットは取れるのか?? 
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by redandblackextra | 2005-08-25 23:54 | そのほか
コンスタンツェに自分を重ねる
東京で3回『モーツァルト!』を観たけれど、妻・コンスタンツェが歌う「ダンスはやめられない」は実のところ、あまり集中できず、漫然と聴いていた。ただ、すれちがいの結婚生活や駄目な自分へのいらただしさを歌やダンスで表現するこのシーンは、とても難しそうだということだけは感じていた。

でも、よく歌詞をかみしめてみると、「なんか、自分に似ているところがあるかもしれない」と驚かされる。

「勉強嫌いで努力ができない そう今も変わらない」のは、仕事のあと勉強に行っている先でいつも感じていること。学生時代、ろくにやらなかった勉強をやっと再開したというのに、また予習復習をおろそかにしている。大人になったはずなのに、いったいどこが成長したのだろう。

「姉さんは私だって歌手になれると言う。でも時間が惜しいのよ。夜はダンスに行くから」
うん、分かるかも。
“周りは皆、私だって望む仕事に就けると言う。でも時間が惜しいのよ。週末は帝劇に行くから…”
うわっ! これこそ、自分に甘いわたしの現実じゃぁないの。

「ダンスはやめられない」を直視することができなかったのは、コンスタンツェに自分を重ねるのが怖かったからなのかも知れない。アマデよりもヴォルフよりもナンネールよりも、自分にとって心に刺さるキャラクターは、実はコンスタンツェだったのかもしれない…。

次に観るとき、コンスタンツェのこのシーンに、心を重ねられるだろうか…?
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by redandblackextra | 2005-08-25 01:33 | そのほか
レ・ミゼラブル欠乏症
◎その1
仕事で、新年に向けた企画の打ち合わせが大詰めを迎えています。
「お正月らしさを出していきたいですよねー」などと話しているのを聞いていたら、頭の中で勝手な歌が回りだしました。

「もういくつ寝ると レ・ミゼラブル~♪」

あと107回も寝なくちゃいけないのか…。
会議そっちのけで数えちゃいましたよ(こら)。

◎その2
最近ニュースでまた話題になっているホリエモンを観ていると、うっかり「政治家より、テナルディエやってみませんか」と声を掛けたくなってしまってしまいます。
「右の手で握手して 左でゼニ巻き上げ」たり、
「料金さまざま 仕掛けは上々 あれやこれやお支払いが膨れてまるもうけ」してそうだし…。
よっぽどレミゼに飢えているのか、自分…?
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by redandblackextra | 2005-08-23 23:59 | そのほか
『モーツァルト!』(10) 生身のアマデ
これまで、この作品で泣いたことはありませんでした(泣きゃあいいってもんではありませんが)。
この日再演3回目の観劇にして予期せぬ涙を感じたのは、1幕の終わり、狂ったような形相でインクの出ないペンを走らせていた黒沢ともよアマデが、「書けない!」と叫ぶかのごとく顔を上げて目を大きく見開いたときでした。

ずっとオペラグラスでアマデを見ていたのですが、この表情が飛び込んできたとき、神童の熱情が客席にいる自分にもダイレクトに感じられて、目頭を押さえずにいられませんでした。

大きなお目目のともよアマデは、まぶたを開いたりとじたりするだけで、たくさんのことを伝えてきます。井上ヴォルフが「モーツァルトの混乱」でアマデに向かって「子どものくせに…!」と怒りをぶつけるシーンでは、驚いてまん丸な瞳で「信じられない」という顔に。でもすぐに半開きの醒めた目になり、ヴォルフの肩に手を置いて一瞬動きを止めた後、無表情に首を絞めようとします。この流れは、双方の感情が音もなくぶつかりあっているようで、引き込まれました。

コンスタンツェとヴォルフが抱き合うのを見るのはよっぽど嫌らしく、アマデは目を閉じてしまいます。

皇帝の御前演奏会が成功した後のシーンも印象に残ります。ヴォルフはアマデと握手しようと笑顔で手を差し伸べているのに対し、アマデが「浮かれてる場合じゃないでしょ、ほら見てみ」と言わんばかりにクールな目でパパのいる方向を示しているときの表情。それは、とても子どものものとは思えませんでした。

才能の象徴。祝福された幼い日の幻影。アマデはそんな「イメージ」を担う存在でもあるのだけど、ともよアマデを観ていたら、もっと「生身の人間」らしくヴォルフにかかわっているような気がしました。余裕ある表現力の賜物でしょうか。
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by redandblackextra | 2005-08-22 21:55 | 舞台にまつわる話
   

観劇と読書が好き。いや、ほかにもあるかな。当面の間は、ぼちぼちマイペースで更新します。
by redandblackextra
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