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岡幸二郎コンサート 「LOVE COLLECTION」
岡幸二郎さん初のCD発売を記念した、一夜限りのコンサート。CDから10曲、収録していない歌も2曲、披露してくれました。

声はもう何も心配なし。5月の『レ・ミゼラブル』で不調に陥ったのを乗り越え、6月のタナボタ公演でつやが戻り、今日の歌い上げ系ナンバー「Anthem(ミュージカル『チェス』)」「This Is The Moment(同『ジキルとハイド』)」では、圧倒的な声量で高音を響かせておりました。コンサートのスタッフには、「体内にアンプが入っているみたい」と驚かれたとか。

そういうわけですので、「スターズ(『レ・ミゼラブル』)」は言わずもがな…。イントロとともに、空気が変わりました。CDではやや控えめに聞こえたこの曲ですが、今日は舞台とほぼ同じ迫力。「この星に誓う 俺はーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」も、帝劇全体を包み込むあの声そのままです。聴きながら頭の中は真っ白になり、身体が宙に浮いているような感覚に。ジャベールも、こんなに役者に愛されれば、うれしかろうな。

静かな歌で印象に残ったのは、オリジナル作品「小鳩のように」。岡さんいわく「韓流な感じにしてほしいと頼んだら、本当にそんな曲ができあがってきた」とのこと。確かに、ひと昔前のどろっとした不幸系ドラマに合いそうだわ。これくらい濃ゆい歌の方が、彼の甘くつやのある声にはなじむような気がします(素人感想ですが)。

中島美嘉や尾崎豊のカバー曲もしっとり聴かせてくれましたが、「歌手じゃないんで難しいです。ミュージカルの歌なら、役になっているので歌いやすいんですが」と言ってました。ふぅん、意外…。でもそれだけ、「ミュージカル俳優」という専門分野を大事にしているということなのでしょう。

ただ、コンサートという場でどう空気を作り出せばいいのか迷っている感もありました。間をもてあましているというか…。次があるなら、一転してショー仕立てにしても楽しそうかも。ショーの名前はぜひ「薔薇図鑑」でね(岡さんのDVD写真集の章タイトルは、薔薇図鑑と首っ引きになって自分で考えたそうな)。
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by redandblackextra | 2005-07-31 23:57 | 舞台にまつわる話
8月はこんな舞台を観る予定
◎ひめゆり

沖縄戦のひめゆり部隊を描いた作品。土井裕子さんの「甘い夢を見ましょう♪」では涙が止まりません。戸井勝海さんの檜山上等兵、今拓哉さんの滝軍曹も見ごたえありそう。もちろん、主演の島田歌穂さんもね。

◎モーツァルト!

まだ観ていないアマデに出会えますように。

◎オペラ座の怪人

岡幸二郎さんのファントムをCDで聴いていて、またオペラ座熱が再燃してきましたので…。

風間杜夫ひとり芝居

密かな楽しみ… ふふふ。

◎プロデューサーズ

箱根強羅ホテルでは渋いスパイだった藤木孝さんが、この作品ではゴージャス女装で登場。期待大ですわ。来日版も見ときゃよかったかな? でも話わかんないしな…。

次回の更新は、明日(日曜日)の夜になります。
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by redandblackextra | 2005-07-30 07:37 | 舞台にまつわる話
♪このままの僕/アタシを愛してほしい
『モーツァルト!』の曲をふんふんと口ずさむことの多いこのごろですが、「このままの僕を愛してほしい」という歌詞で、ちょっと引っ掛かりました。

なんか似たような話で最近感銘を受けなかったっけ?

そうでした。『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』です。
6月に観たときの感想、こんなこと書いてました。一部抜粋。

====================
「(生き方を決めるのは)橋でもなく、壁でもなく、アタシ!」という歌詞に、心が共鳴した。このミュージカルは、世間の目と自分の生き方との間に溝を感じながらも、プライドを失わないヘドウィグの叫びそのもの。このテーマに、自分はとても惹かれる。
=====================

「自分の生き方を認めてほしい」と叫んでいるところが、似ています。
それに二人とも、ジャンルや時代こそ違え、同じミュージシャンだ。

でもどこか違う。
まず、モーツァルトは天才だけど、ヘドウィグは(たぶん)凡人。
こればかりは致し方あるまい。

けれどもっと大きな違いは、「自分の影」との付き合い方じゃないでしょうか。

モーツァルト(ヴォルフガング)は、才能という影から逃れたい、ありのままの僕を愛してほしいと願うけど、生きてるうちにそれを果たすことはできませんでした。おそらく、「才能から逃れたありのままの僕」なんて存在しないのです。天賦の才も人間くさい部分も、全部ひっくるめた存在こそが自分自身。それを受け入れて生きるのが、モーツァルトには許されないことだったのでしょうか。世間の賞賛を浴びながら、それに押しつぶされるように亡くなってしまう。

一方、ヘドウィグにとっての「影」とは、彼が子どものときから探している「失われたカタワレ」でしょう。カタワレに愛されて、早く完全な自分になりたい。でも手ひどくフラれたヘドウィグはやがて気づきます。自分に足りないものを、他人が与えてくれるなんてことはない。自力で見つけるしかないのだ…。ラストの「信じてほしい、君は完全だと」という歌からは、自分の生き方を自分で認めることのできた穏やかな喜びが伝わります。疎外され続けた人生の果てにつかんだプライド。

単純に比較はできないし、どちらのミュージカルも好き。
ただ個人的により強くシンパシーを感じるのは、ヘドウィグかもしれません。なんでだろ。
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by redandblackextra | 2005-07-29 23:58 | 舞台にまつわる話
『モーツァルト!』 こんなことやってみたい
実際にはしませんけど…

◎「並の男じゃない」

ヴォルフが「…並の男じゃない!」と歌うと、周りから「ヒューヒュー♪」と合いの手が入ります。この「ヒューヒュー♪」を客席で一斉にやってみたら…どんな感じかな。アイドルのコンサートみたいでそぐわないかな? 

でもこの場面のモーツァルトは、アイドルみたいな存在ともいえるのではないでしょうか。舞台の上があんまり楽しそうなんで、こちらも参加したくてうずうずしてしまいます(実際にはおとなしくしてますけど)。

◎シカネーダー「私が誰だかご存知か?」のシーン

初演時の遠い記憶をたぐると、確か「エマヌエル・シカネーダー その人であ~る♪」の後、「かっこい~い」とうっとりしている女性の声が入ってたと思うのですが、空耳かしら? 再演ではまだ聞いたことがありません。これも客席から言ってみたい(言わないけど)。だって、本当にかっこいいんだもんな…。

これは聞いた話ですが、初演の大阪公演では、シカネーダーが居酒屋の人々に「芝居が好きな人、いる?」と聞く場面で、客席から「はーい」と声が挙がったとか? 真偽のほどは分からないのですが、楽しそうな話です。今年も千秋楽近くなったらそんなことがあったりして。
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by redandblackextra | 2005-07-28 23:59 | 舞台にまつわる話
ひんやり衣替え
今日も暑くて溶けそうなので、氷の世界にしてみました。
デザインが変わって読みにくかったら、ごめんなさい。
一行あたりの文字数が増えてますね。今夜の記事から、その点注意して書きます。
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by redandblackextra | 2005-07-28 12:51 | そのほか
もしも「M!イン コンサート」があったなら…
『レ・ミゼラブル』のように、もしも『モーツァルト!』にもコンサートバージョンがあったなら…
ぜひ聞きたい曲はこれだな。

◎「心を鉄に閉じ込めて」 byパパ

できれば、ピアノも声もマイクなしで聴きたいといつも思う。歌詞もじっくりかみしめたいし。自分の親を思い浮かべて「不出来な子で申し訳ないっす」と詫びを入れながら聞いてます…。

◎「終わりのない音楽」 byナンネール姉さん

きれいなメロディーを心行くまで味わいたいので。でもこれ、詞の内容はなかなかシビアなことを言ってます。作家の高村薫さんが、ある作品で「世界中の悲しい歌が、すべて美しい旋律を持っているのは不思議なことです」というようなことを書いていたと思うけど(ちょっと言葉違っているかも)、それはこの曲にもあてはまるなあ。

あれ、ヴォルフの曲はなぜか浮かんでこなかった…。
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by redandblackextra | 2005-07-27 23:59 | 舞台にまつわる話
高橋由美子さん・古田新太さん@火サス(2)
火サスを2時間きっちり見たのは久しぶり。しつこいくらい説明過多なせりふ、わざわざ口に出して表現する登場人物の心情など、独特の味わいを堪能いたしました。こういうドラマだとくどい演技になってしまう役者さんもいるなかで、高橋由美子さんはナチュラルに主演をこなしてました。早春の軽井沢という設定が2時間ドラマのドロドロ感を薄めていた効果はありますが、それにしても彼女は力みすぎず軽すぎず、くさいせりふもすーっとなじんで聞こえたから不思議です。プロだのう。

古田さんの演じていた明石順二は、犯人だと思っていたのに…。違ってて残念。現在出演している舞台『LAST SHOW』のパンフレットでは犯罪心理について語っていたけれど、今後ぜひそのあたりを掘り下げた役をやってほしいな。狂気や暴力というものを、見た目は熱く、内面はクールに表現できる役者って、そういないような気がするから…。もしかしたら、すでにそういう役は経験済みで、私が知らないだけかもしれませんが。

ところで先ほどスペースシャトル打ち上げ成功。良かった!
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by redandblackextra | 2005-07-26 23:51 | そのほか
高橋由美子さん・古田新太さん@火サス(1)
いま日本テレビ系で火曜サスペンス劇場を観てます。
主演はナンネール姉さん、じゃなくて高橋由美子さん。軽井沢の自然探索ガイド役です。(追記:バードウオッチングのガイドだったみたいです)
テレビは顔がアップで映るけど、やっぱ可愛いわ…。
古田新太さんも出てます。無農薬農園で野菜作ってます。ぶっとんだ感じがドラマでも出てくるかなー?
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by redandblackextra | 2005-07-26 21:44 | そのほか
『モーツァルト!』 (7)昨日のシカネーダーとアマデ
◎昨日のシカネーダー

1週間前に比べ、客席の手拍子が一段と大きくなっていたのでは? 前回は1階S席前方で観たのですが、拍手は自分より後ろの席のほうが大きかったように感じました。反対に昨日は超後方席。やはりこちらのほうが周囲の拍手率は高かったです。 拍手のツボを心得ているリピーターは、お手ごろな後ろの方に多く陣取るということでしょうか。おかげで昨日は、シカネーダーが客席を見ながら「観客の拍手が好〜き〜♪」と耳をすますところで、ぱちぱち手をたたいて応じても、周りから浮かないで済みました。8月になったら、シカネーダーのシーンはもっと盛り上がるかな。 …って、シカネーダー本人のことはほとんど書いてないじゃん。

◎昨日のアマデちゃん

伊藤渚ちゃんは、視線で語るアマデ。ヴォルフをじっ…と見詰めて目をそらしません。表情をあまり変えない分、人間の力を超越した存在であることが強く感じられます。ラストシーン近く、精神的に行き詰ったヴォルフがアマデに向かって「お前なんかいなければ良かった…!!」と悲しみをぶつけますが、伊藤アマデは分身への想いを目にいっぱいたたえたまま、彼をそのまま受け止めているよう。この「静」の演技が、ヴォルフの激しい葛藤を引き立たせていて、一層見ごたえが増していたように思います。
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by redandblackextra | 2005-07-25 23:59 | 舞台にまつわる話
『モーツァルト!』 (6)やっと両方のヴォルフを観た
再演2回目の鑑賞。観ていたら、おとといまでに書いたものの中に間違った記述がいくつかあったことに気づいたので、分かる範囲で修正しました。

『モーツァルト!』初演・再演通して3回しか観ていない超初心者の感じた、二人のヴォルフの印象について、どきどきしながら記してみます。

ひとことで言うなら、天衣無縫な中川ヴォルフと、苦悩の井上ヴォルフ。一人の天才の陰と陽を分け合っているようでした。もちろんすべてはっきり色分けされているわけではなく、二人とも両方の要素を持っているのですが…。

中川ヴォルフは、どこまでも伸びるあの強い声のごとく、ほとばしる才能がそのまま人間の姿になったという感じ。一番最後、「影を逃れて」の大コーラスの中に響く中川ヴォルフの雄叫びは、いつまでも衰えることなく人々の心に生き続ける芸術家の魂を表しているかのようです。

井上ヴォルフ。まさか「僕こそ音楽」で泣かされるとは…。死ぬときも同じ曲が出てくることを知った上で観たからかもしれませんが、将来に希望を託して歌っているというのに、すでに影が迫っているような気配が感じられるのです。最後に「死の匂いが…」(歌詞間違っていたらすみません)と言うところから、心臓に羽ペンが刺さるところまで、感情が痛々しいまでに伝わってきました。

ほかのキャストのことは、また明日。
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by redandblackextra | 2005-07-24 23:59 | 舞台にまつわる話