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> 『トーチソングトリロジー』 好きなシーン
トーチソングトリロジー、東京公演終わっちゃったね。千秋楽観に行ったわけじゃないんだけど、なんだか名残惜しくてさみしい気持ち。

ひとつ下の記事で書いた感想では、アーノルド(篠井英介さん)のことが中心になってるけど、実は一番好きなシーンは、橋本さとしさん演じるエドが最後に見せる表情なのです。

4年(かな?)結婚生活を続けたエドだけど、自分が一番望んでいたのは元恋人のアーノルドと過ごす時間だった。そう気づいた彼は、もう一度アーノルドに告白します。しかも、男性が好きであることを公にカミングアウトする勇気を持って。

その思いをアーノルドが受け止めてくれたときの、エドのうれしそうな顔ったら、なかったなー! 教師なんてお堅い仕事についてるくせに、子どもみたいに飛び跳ねながら、アーノルドに手話で「愛してる」って投げかけてる。この手話は、かつて二人が付き合っていたころ、アーノルドが教えてくれたもの。エドはそれを忘れることはなかったんだね。

このお芝居、結局2回観たんだけど、橋本さとしさんのエドに対する印象はずいぶん変わったな。エドが付き合う対象は、最初アーノルド→次にローレル(女の恋人、のちに妻)→再びアーノルドと移り変わるんだけど、最初の観劇ではそれが何となく身勝手な印象だった。でも2回目は違った。エドは確かにアーノルドほど一途ではないのかもしれない。だけど、その都度自分の正直な気持ちをぶつけて、心の傷を背負いながら生きてるんだよね。

昔振ったアーノルドのもとへ、再び自分から出向いた1幕のシーン。元恋人のつれない仕草の前にぎこちなく世間話をしていたエドは、突然ひざまずき「アーノルド、僕は君を以前より愛していると思う…!」と堰をきったように感情を吐き出す。そこには駆け引きや見栄なんかなかった。傷つくことを承知のうえで、後先にとらわれず、持ちうる限りの愛情を相手に示すエドが、なんだかうらやましかった。

アーノルドへの愛をあふれさせている橋本エドを見て、来年彼が演じるバルジャンが俄然楽しみになってきちゃった。きっとコゼットを慈しむ気持ちでいっぱいの、愛情深いパパが観られると思うな。
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by redandblackextra | 2006-12-08 02:28 | 舞台にまつわる話