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なつかしジャベ
真冬の夜道は風が冷たい…。
いつもはうつむき加減で足を早めてしまうのだけど、静かな住宅街でふと空を見上げたら、オリオン座がはっきり見えて、ちょっと気分が晴れた。今日は上空の空気が澄んでいるのね。東京の夜空は明るすぎるけれど、星が見えるのって、やっぱりうれしい。 ♪ スター 星たちは 限りなく暗闇を照らすのだ 口も利かず 確かな夜を見張る刑事たちだ 今も覚えています。初めてレミゼを観たときに、ここを聴いて内心「ええっ!」と戸惑ったこと。 だって普通「お星様の歌」といえば、「きれいだな」とか「あの星を目指せ」とか、明るくて前向きなイメージ。なのに、この登場人物にとって、星は「口も利かず見張る刑事」なんてお堅い存在になってしまう。こんなこと歌わせるなんて、変な作品…。なんだか妙に引っかかったのです。 ちなみにそのとき歌っていたのは、内野聖陽さんでした。「スターズ」は最後に歌い上げるところもいいけど、上に書いたような静かな部分がふと頭に浮かぶと、ときどき内野さんのジャベールを思い出します。
by redandblackextra
| 2006-02-11 01:10
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