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> 『LOVE LETTERS』  貴水博之 × 土居裕子
あらすじなどは こちら

まだアンディの声を引きずっている。最後の激しい告白。1幕が終わるときは、ここまで心に残るなんて、とても思えなかったんだけど…。

正直言って、アンディ役の貴水さんは、そんなになめらかに読めていたわけじゃない。感情表現もメリッサ役の土居裕子さんに及ばず、隣に並んでいるのがちょっと気の毒にすら見えるほどだった。

だけど、ラストに照明が暗く落ちていく中、アンディがはっきりと「メリッサさんを愛していた」と言う声が聞こえたときに、印象ががらりと変わった。
このセリフを、こんなに強く言っているのを聞いたのは、初めてかもしれない。

前後の文脈と同じ調子で静かに「愛していた」と言ったならば、過去の公演で感じたように、アンディとメリッサの「愛情」とは、つまるところ、恋愛とは少し違う関係性なんだろうなと思っていただろう。

でも今日のアンディは違った。恋をしていた。
50年間、メリッサをずっとずっと求め続けてきた気持ちを強い声で打ち出していて、こちらも「はっ」とさせられた。アンディは自分でやっと認めることのできた想いを、とめどなく手紙に吐き続ける。その勢いは、メリッサ役の土居さんが思わず椅子から立ち上がってしまうほどだった。

歌なしの土居さんは初めて観たけど、落ちついた声と、役へのはまり具合は、ミュージカルの舞台と変わらず。舞台にいるのが「土居さん」じゃなくて「メリッサ」に見えた。

今回、朗読の技量という点ではアンバランスなカップルだったのかもしれない。だけど、貴水さんのアンディが最後の最後に見せた裸の心は、メリッサだけでなく、こちらの涙も誘わずにはいられないものだった。

やっぱり『LOVE LETTERS』はいいな。早くも2月公演が待ち遠しくなった。
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by redandblackextra | 2006-01-30 01:05 | 舞台にまつわる話

観劇と読書が好き。いや、ほかにもあるかな。当面の間は、ぼちぼちマイペースで更新します。
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