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> 『モーツァルト!』 (4)シカネーダーがまぶしい!
この作品には、深刻さとキッチュさの両面があると思う。

自分の才能に従うしかない運命を悟ったヴォルフガングの苦悩や、天才を生んた家庭のひずみなんかをシリアスに表現しているかたわら、どぎつい色使いの衣装やおちゃらけた歌詞など、「なんじゃこりゃ?!」と当惑させられる面もある。

そんな両極端な要素を結び付けているのは…
「俳優にして偉大な劇作家、演出家、プロデューサーでもあ〜る♪」
シカネーダー(吉野圭吾さん)ではなかろうか。

外の世界で成功できず、失意のうちに故郷へ戻ったモーツァルトに「大衆が喜ぶオペラをつくろう」と呼びかけて創作意欲をよみがえらせてくれたのが、劇場支配人である彼だ。

「ちょっぴりオツムに、ちょっぴりハートに♪」訴えるような作品をつくろうと、シカネーダーは皆をかきたてる。東京公演のプログラムで最初にこの言葉を見たときは、「ヘンな歌詞だな… もうちょっとまともな言葉にならなかったのかね」と半ば失望した。でも、舞台上でシカネーダーが抜群のダンスに乗せて「ちょっぴりオツムに〜♪」と歌いだしたとたん、「なんて素敵な歌なの!」と感想が180度変わってしまった。

ビジュアルの華やかさと、軽やかな身のこなし。安っぽい言葉も、彼にかかると魔法がかかったかのように楽しく聞こえ、心を明るくするのだ。そんな魔術師シカネーダーからは、「舞台が大好き!」という気持ちがびしばし伝わってくる。客席では手拍子も出てた。

主題の重いミュージカルだけど、シカネーダーはそんな中で数少ない希望を体現する、まぶしい存在だ。
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by redandblackextra | 2005-07-21 23:58 | 舞台にまつわる話

観劇と読書が好き。いや、ほかにもあるかな。当面の間は、ぼちぼちマイペースで更新します。
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