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> 『モーツァルト!』 (1)アマデがあんなに表情豊かだったとは!
(あらすじは、こちら から「ものがたり」をどうぞ)

(感想ここから)
わたくし誤解していました。アマデのこと。
アマデというのは、大まかに言えばこのミュージカルの主人公である音楽家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの分身みたいなもの。かつて「神童」とあがめられた子ども時代の姿そのままに、いつも彼に寄り添って作曲に励んでいます。ヴォルフガングの才能を象徴する存在といえるかもしれません。でも彼以外の人にはアマデが見えないのです。

初演を観た時は「むすっとして表情のない子どもだな。才能というのは、こんなふうに非情なものなのか」と勝手に解釈していたのですが、思えばそのときは、さほどアマデに注目していたわけではありませんでした。ただ、一言も発しないのに存在感が強いので、無口で冷たいという印象が強く記憶されてしまったのかもしれません。

ところが3年ぶりに観てみたら、アマデが台詞の代わりに表情で演技していることがよく分かりました。きゅうくつな故郷ザルツブルクを出てウィーンで活躍するよう勧められたときの、弾けるような喜び。ヴォルフガングが音楽よりも遊びや女の誘惑になびいてしまうときの、激しい怒り。

これまで、アマデは「ヴォルフガングにくっついている小さな要素」にすぎないと思っていたのですが、今回の観劇でがらっと覆されました。少なくともヴォルフガングと対等、あるときは彼を支配しています。でも最後は、お互い見詰め合って死んでしまうのね…。モーツァルトの才能と人間性の関係って、結局どういうことだったのだろうか。結論がはっきり出ていないのが、この作品のいいところかな。ほかの国の公演では、二人の最後のからみがちょっと違うみたいですし。

ちなみにこの回のアマデ役は川綱治加来くん。去年の『エリザベート』で少年ルドルフを演じていました。ルドルフは暗くてさみしい表情ばかりの役柄だけど、アマデは笑顔もいっぱいあります。でも場面によっては、その笑顔が怖かったりするときもあるのですが。
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by redandblackextra | 2005-07-17 23:57 | 舞台にまつわる話

観劇と読書が好き。いや、ほかにもあるかな。当面の間は、ぼちぼちマイペースで更新します。
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