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『クーリエ・ジャポン』立ち読みしてみました
昨夜更新さぼってしまいました。こういうとき、いつもなら翌朝に何か書いていたのですが、今日はそんな余裕もなく、早朝から始まる仕事のために起き抜けで飛び出していった始末。
山手線に乗って、眠い目で見上げた吊り広告に、講談社『クーリエ・ジャポン』創刊告知がありました。ああ、この雑誌のこと、こないだblogで書いたなあ…。とりあえず、駅の本屋さんで立ち読みしてみましたよ。 でも、買わなかったです。だってだって、いまフランスで起きている暴動の記事、ほんの少しのページでしか扱っていないんだもの…。フランスの高級紙ル・モンドの翻訳記事が載っていたけど、特に斬新な切り口だったというわけでもないしなあ。つまんないの。 『クーリエ・ジャポン』は、フランスのニュースを伝える雑誌ではなくて、世界の報道記事を選んで載せることが編集方針であることは分かっているんだけど、いまこの時期にフランス系の雑誌が出るというならば、みんな読みたがっているのは暴動事件の話だよね。 最初の暴動がおきたのが10/27。この雑誌の発売日が11/17、納品は11/16だとしても、記事を差し替える、または4ページくらい増やす余裕はなかったのかなあ…。日程的に、詳細な記事を載せるのは無理だとしても、外国メディアが得意とするインパクトあるグラビア写真があれば、印象はだいぶ違っていたと思います。 どうしても無理だったなら、昨日と今日新聞に載っていた創刊告知広告のキャッチコピーで「すいません、暴動の記事、間に合いませんでした!」なんてうたってしまうとか…。そんなおふざけは許されない、スノッブな雑誌なのかしら。 皮肉だったのは、アメリカ同時多発テロが発生した時のフランス本家『クーリエ』編集部の様子が、ドキュメント記事になって掲載されていたこと。このとき、編集長は発売日を1日遅らせて内容を変更する決断をし、ニューヨークの写真と記事を載せたそうです。そのおかげで、たいへんな売れ行きだったとか…。 日本版でも、面白かった記事ありました。若干23歳で英国プレミアリーグのサッカークラブを立て直した女性の話とか(記事内容はちょっと掘り下げ不足かもしれませんが)。 辛口書いてしまいましたが、試しに読んでみるのは悪くないと思います。
by redandblackextra
| 2005-11-17 19:13
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