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> 『眠らない音』(3) どきどきしちゃいました
マリウスとコゼット(『レ・ミゼラブル』)が出会う場面には今さらときめかなくなってしまったわたしですが、『眠らない音』で少数民族の娘(?)と修行僧が見つめあう姿にはどきどきしてしまいました。メインキャスト2人の演技のうち、どこが印象的だったかと言われれば、本役の「詩人」「月」とは違う役になって出ていたこの場面が強く思い出されます。

山岳民族風の細かい刺繍がほどこされたドレスの娘がステージに現れたとき、「あら、こんなに顔の小さい、愛らしいアンサンブルさんがいたのね。見逃していたわ」と、ひときわ輝くその姿を思わず追ってしまいました。よく見たら… なんと姿月あさとさん演じる詩人が、この娘に扮しているではありませんか。びっくり。娘役がこんなにはまる人だったなんて、意外です。詩人という役もそうですが、いつもどこか中性的な感じをただよわせている気がしたので…。思いっきり女性らしい姿月さんの演技も、ほかの舞台で観てみたくなりました。

その娘を一目見かけるなり心とらわれてしまう修行僧を演じていた岡幸二郎さんが、これまた色っぽかったのなんの。娘と視線を交わしながら「愛が始まるのが怖くはないですか」と問い掛ける歌詞には、「とっても怖いです。心臓ばくばく鳴ってます」と答えてしまいたくなりそう…。「禁じられた愛のタブーに俺はいま踏み出す」(『エリザベート』)と同じような状況を、迫真の目力だけで表現していました。セリフや歌詞の説明に頼らないであの空気を作り出していたのはすごい。

姿月さんの最後の見せ場は、12分間に及ぶ歌唱。歌の実力は誰しも認めるところですが、惜しかったのは、この曲の歌詞が「詩人のことば」には聞こえてこなかったことでしょうか。自分の語彙の貧弱さを棚に上げて言わせていただければ、余分な言葉をもう少しそぎ落として練りこんだ歌詞を味わいたかったです。

岡さんの月の衣装、「なんであんなにゴージャスな飾りや光り物がついているのか」と最初は疑問でした。月って、もっと控えめな存在なのでは…。でも「たぶん『月に祈る人々の涙が結晶して宝石になった』とか、そういう設定なんだろうな」と勝手に解釈して観ていたら、後にやっぱりそんな歌詞が出てきました。これもいいけど、メーテル(『銀河鉄道999』)みたいな衣装でも見てみたかったかも…。岡さんのセンスでは「そんなの地味」って言われちゃうかしら。
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by redandblackextra | 2005-10-19 00:32 | 舞台にまつわる話

観劇と読書が好き。いや、ほかにもあるかな。当面の間は、ぼちぼちマイペースで更新します。
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