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> 『眠らない音』(1) ダンサーとアンサンブル、レベル高し!
(作品紹介などは こちら から)

(感想ここから)
結論から言えば、観に行って損ではなかったです。帰り道は、この舞台の良かったところ、勝手に改良したいところと、いろいろ話が弾みました。突っ込みどころがあるということは、決して悪いことではないはず。「ミュージカル界に新風を巻き起こす!!」(チラシより)という制作者の意図ほど大層な感慨は持たなかったのですが、「発展途上だけど、こういうエンタテイメントもありかな」と思いました。

全体的な主題については後述するとして、思いがけず楽しんだ部分の感想から…。

まずなんといっても森山開次さんのダンスです。これに出会えただけでも、『眠らない音』を観に行った価値はありました。ダンスというより、身体いっぱい使った感情表現というか…。姿月さん演じる「詩人」の心象風景が森山さんの動きによって描かれるのですが、身体ひとつでこんなにいろんなメッセージを伝えられるのか、と初めてその力を知らされました。

今までダンスといえば『ミス・サイゴン』でドラゴンダンスのパワーに圧倒されたことはありましたが、それとはまた違う可能性を感じることができて、目からうろこです。こんなコラボレーションを思いついて実現させた製作者はえらいぞ!「最近はいろいろなことにチャレンジさせてもらっていて…(中略)これからも、舞台芸術を盛り上げていきたい」というカーテンコールでの真面目なあいさつぶりにも好感。素人目にも分かる類まれな感性と技術の持ち主だから、こういう言葉を聞くと自然に応援したくなります。今まで名前しか知らなかったし、ダンスというジャンルにもさほど興味はなかったのですが、なんだか気になる存在になりました。

アンサンブルのレベルの高さも、舞台の満足度を大きく上げているでしょう。たった6人で何役もこなしているのですが、ダンスと歌の両方とも上手なメンバーだったので、見ていてまったく不安がありませんでした(子役除く・後述)。表情も豊かだったし…。主役よりも、つい彼らに目が行ってしまうシーンも多かったです。

大型ミュージカルを見慣れているせいか、アンサンブルといえば「どっちかというとダンス派」「(同様に)演技派」「(同様に)歌派」に何となく分かれているものかしらという思い込みがあったのですが、『眠らない音』ではダンスも歌もソロできっちり見せてくれるメンバーがそろっていました。彼らの安定した演技がなければ、この実験的な作品はマニアックな方向に傾きすぎていたかもしれません。こうして大勢の観客を呼べる質に仕上がっているのは、アンサンブルの底力のおかげと言っていいのではないでしょうか。

あ、主題の感想まで書ききれなかった…。また明日。
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by redandblackextra | 2005-10-16 23:59 | 舞台にまつわる話