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> 『モーツァルト!』(13) 男爵夫人とナンネル姉さん
ここで書いている中日劇場M!の感想には、どれも「舞台と客席が近いので…」という一文が入っていますが、男爵夫人に関してもそれは当てはまります。

神童アマデを称える人々の中で男爵夫人が歌う「人は忘れる」が、ナンネール姉さんの最後の演技につながっていることに、名古屋公演になってやっと気付きました。

♪ 人の記憶は色あせて 拍手もいつしか 遠ざかる
  最後に知るわ 残るものは 目に見えないものだけ

この歌詞、帝劇だとなーんとなく聞いていただけだったのですが、中日劇場ではモーツァルトの死の場面で、再び脳裏にによみがえってきました。

亡くなった弟を見てうちひしがれたナンネール姉さんは、ようやく立ち上がると、ピアノの上に箱が乗っているのを見つけます。そのフタを開くと、あふれ出てくるのは彼が作ったメロディーの数々。まさしく男爵夫人が「人は忘れる」で歌ったように、ヴォルフが死んで残ったのは、「才能」という目に見えない宝だけだった…。箱を手にしたナンネールはそのことをかみしめているのね、きっと。

名古屋公演で男爵夫人を演じている一路真輝さんは、よく通る声ではっきり言葉を伝えてくれるので、抽象的な歌詞もしっかり届きます。先月の『エリザベート』で彼女の声にずいぶん親しんだ直後ということも影響しているかな。加えて舞台と客席が近いので、音が聞き取りやすい。そうした事柄のおかげで、知らず知らずのうちに歌の印象がいつもより強く胸に刻まれてしまうのでしょう。

ただしその副作用といいましょうか… 「星から降る金」は、押しがちょっと強すぎという気がしないでもありませんでした。帝劇なら、このくらいでちょうどいいのかもしれないのですが。
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by redandblackextra | 2005-10-12 23:58 | 舞台にまつわる話

観劇と読書が好き。いや、ほかにもあるかな。当面の間は、ぼちぼちマイペースで更新します。
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