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> 『デモクラシー』 こんなときだから再演を
なんやかやと政治への関心が高まっています。その中身はワイドショーのような野次馬根性がほとんどだったとしても、こんなときだから求められる芝居もあるでしょう。例えばこの春に上演された『デモクラシー』のように。

なぜこんなに小泉さんが圧勝したのか。ちらりとそんなことを考えたとき、『デモクラシー』で鹿賀丈史さん演じるブラント首相が、きらきら輝くカリスマ性で国民の支持を一身に集めていたシーンを思い出しました。

この作品は、1970年代の西ドイツで実際に起こった話がもとになっています。首相のブラントと、側近の秘書で実は東ドイツから送り込まれたスパイであるギョームとの関係が軸になっていますが、ここではブラント個人のことが気にかかります。

「(東ドイツの同胞への援助を訴えて※)彼らに同情する勇気を持ってください!」と、堂々演説するブラント首相に熱狂する西ドイツ国民。劇場でこの場面を見て、なんだか複雑な気持ちになったことを、今もよく覚えています。なぜなら、鹿賀ブラントが振りまく魅力に、気づいたら自分もうっとり見とれてしまっていたから。普段、そう簡単にだれかに陶酔することなどないのに…。
※記憶違いだったらすみません

混乱する時代に嫌気がさした人々は、明るくまぶしく見える指導者に、かくもすぐになびいてしまうものなのか?人間の心は、まるで風見鶏の方向をちょいとひねるかのように簡単に、変えられるものなのか? 歴史の一時とはいえ、あのナチスが多くの支持を集めたというのも、同じようにこんなささいなきっかけから始まったことなのか? 自分を含め、市井の人々をこれほど動かすものって、いったい何なのでしょうか。

『デモクラシー』は30年前の西ドイツの政治が舞台ですが、そこにうごめく人間たちの感情に、昔も今もたいした違いはないでしょう。だから、今こういう舞台をみて、個人と政治との関わりをちょっと振り返ってみたくなるのです。
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by redandblackextra | 2005-09-22 01:14 | 舞台にまつわる話

観劇と読書が好き。いや、ほかにもあるかな。当面の間は、ぼちぼちマイペースで更新します。
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